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平屋の後悔ポイント15選|建てる前につぶせるものだけ集めた

写真はイメージです

平屋の後悔は、住んでから直せないものがほとんどです。ここでは、ネット上でくり返し挙がる後悔を集めて、「建てる前につぶせるもの」だけ15個に絞りました。自分の間取りと見比べながら読んでください。

日当たり・暑さ寒さ(4つ)

1. 家の真ん中が暗い

平屋は奥行きが深くなります。対策:廊下と収納を北側に寄せる。LDKを勾配天井にして高窓をつける。奥行き5mを超える部屋には2方向から光を入れる。

2. 南の隣家の影でLDKに日が入らない

対策:冬の昼に土地を見る。南側の隣家との距離を取る配置にする。→ 土地の選び方

3. 夏、屋根からの熱で暑い

屋根の真下がすべて居室です。対策:屋根(天井)の断熱を壁より厚くする。軒を出して窓への直射を止める。→ 性能の数字

4. 大きな窓にしたら冬に寒い

対策:大きな窓ほどガラスのグレードを上げる。カーテンではなくハニカムシェードなど断熱できるものを選ぶ。

音・プライバシー(3つ)

5. リビングの音が寝室に筒抜け

対策:LDKと寝室の間に収納か水回りを1枚はさむ。寝室のドアをLDKに直接向けない。

6. トイレの音がLDKに聞こえる

対策:トイレのドアをLDKに面させない。廊下か洗面を1つはさむ。

7. 道路や隣家から丸見え

対策:道路側は高窓にする。庭側は外構の目隠しを最初から予算に入れる。コの字・L字で中庭をつくる方法もあるが、価格は上がる。

収納・広さ(3つ)

8. 収納が足りない

2階建てなら2階の納戸に逃がせるものが、平屋では行き場がありません。対策:収納は延床の10〜12%(30坪なら6〜7畳ぶん)を目安に、合計を畳数で確認する。小屋裏収納は固定階段にしないと使わなくなる。

9. 廊下が長くて部屋がせまい

対策:図面の廊下の畳数を数える。30坪で5畳を超えていたら、LDK経由の動線に変えられないか検討する。→ 面積配分表

10. 洗濯物を干す場所がない

平屋にはベランダがありません。対策:室内干しのランドリールーム(3畳以上)か、勝手口から出られる屋根付きのテラスを最初から計画する。

防犯・安全(2つ)

窓・鍵・外構の対策は平屋の防犯にまとめています。

11. 窓を開けて寝られない

対策:寝室は高い位置の横すべり窓や、人が通れない幅のスリット窓にする。換気は窓ではなく換気システムで考える。

12. 水害のことを考えていなかった

対策:契約前にハザードマップ。浸水想定がある土地なら、基礎を高くする・土地を変えるのどちらかを早く決める。

お金(3つ)

13. 外構費が想定の倍だった

敷地が広いぶん、外構は高くつきます。対策:建物の契約前に、外構の概算を別に取る(外構費の概算ツール)。

14. 地盤改良で100万円以上かかった

基礎が大きいので改良の面積も大きくなります。対策:土地の契約前に近隣の地盤データを見る。資金計画に予備費を入れる。

15. 固定資産税が思ったより高い

平屋は屋根と基礎の割合が大きく、同じ延床の2階建てより建物の評価が高く出やすいとされます。土地も広いぶんかかります。対策:住宅会社に、近い仕様の家の税額の例を聞いておく。

後悔を減らす一番の方法

15個のうち、水害とお金の4つを除く11個は、間取りと配置の段階で決まります。1社の間取りだけを見ていると、その間取りの弱点に気づけません。同じ要望で複数の会社に描いてもらい、「A社はここに廊下があるのに、B社にはない。なぜか」と比べると、弱点が見えてきます。

図面チェックリスト

よくある質問

平屋の一番のデメリットは何ですか?

広い土地が必要なことと、同じ延床面積なら2階建てより建築費が高くなりやすいことです。暮らしの面では、建物の中心が暗くなりやすいこと、すべての窓が1階にあるためプライバシーと防犯に配慮が要ることが挙げられます。

平屋は老後に向いていますか?

階段がないので、上り下りの負担と転落の危険がありません。掃除や洗濯の移動も短くなります。老後を考えるなら、廊下と出入口の幅、引き戸、トイレと寝室の距離を間取りの段階で確認しておくと安心です。