
土地
30坪の平屋に必要な土地は何坪?建ぺい率から出す電卓つき
写真はイメージです
平屋は、延床面積がそのまま地面に乗ります。30坪(約99.2㎡)の平屋を建てるには、建ぺい率50%の土地で最低約60坪、60%で約50坪。ここに駐車場と庭が加わります。
建ぺい率ごとの最低ライン
| 建ぺい率 | 30坪の平屋に必要な最低の敷地 | よくある用途地域の例 |
|---|---|---|
| 40% | 約248㎡(約75坪) | 低層住居専用地域の一部 |
| 50% | 約198㎡(約60坪) | 低層住居専用地域 |
| 60% | 約165㎡(約50坪) | 住居地域など |
計算は「建築面積 ÷ 建ぺい率」です。玄関ポーチや屋根付きのテラスも建築面積に入るので、実際はもう少し必要になります。角地は建ぺい率が10%上乗せされる場合があります(自治体の指定によります)。
土地の広さ電卓
- 建築面積
- 建ぺい率から必要な敷地
- 使い方から必要な敷地
- 必要な土地の目安
目安の計算です。屋根のない駐車場は建築面積に入れていません。実際は、容積率・斜線制限・外壁後退・土地の形でも変わります。建物まわりのすき間は、隣地との間隔を1m前後取った場合を初期値にしています。
平屋の土地選びで、2階建てと違うところ
1. 隣の家の影に入りやすい
平屋は窓の位置が低いので、南側に2階建てが建っていると、冬はLDKに日が入らないことがあります。冬至のころの昼に現地を見るのが確実です。南側が道路か、隣家との距離が取れる土地が向いています。
2. 水害のリスクを重く見る
2階に逃げられません。ハザードマップで浸水想定を必ず確認します。国の補助金には、浸水想定が深い区域や土砂災害の区域を対象外とする条件もあります(補助金の記事)。
3. 土地の形は「正方形に近い」ほうが楽
細長い土地だと建物も細長くなり、廊下が増えます。旗竿地は安いことが多い反面、平屋だと四方を囲まれて暗くなりやすいです。
4. 外構費が広さに比例する
敷地が広いほど、フェンスの長さ、土間コンクリートや砂利の面積が増えます。土地の価格だけでなく、外構の見積もりも入れて総額で比べます。
5. 北側斜線などの高さ制限は有利
平屋は高さが低いので、高さの制限で困ることはほとんどありません。2階建てだと建てにくい土地が、平屋には向いていることがあります。
土地と建物、どちらを先に決めるか
平屋の場合は「建物の大きさと総額の目安を先に、契約は土地が先」がおすすめです。30坪の平屋に必要な広さと建物の予算が分かっていれば、土地に出せる上限が決まります。逆に、土地を先に買ってから「この建ぺい率だと30坪が入らない」と分かるのが、平屋でよくある失敗です。
気になる土地が出たら、買う前に住宅会社に「この土地に30坪の平屋が入るか」を配置図で見てもらいます。
よくある質問
50坪の土地に30坪の平屋は建ちますか?
建ぺい率60%の土地なら、建築面積の上限がちょうど30坪なので、計算上はぎりぎり建ちます。ただし玄関ポーチや屋根付きテラスも建築面積に入るので、実際は建物を少し小さくするか、もう少し広い土地が必要です。駐車場と庭もほとんど取れません。建ぺい率50%の土地では、50坪に建てられるのは25坪までなので建ちません。
カーポートは建ぺい率に入りますか?
屋根と柱があるカーポートは原則として建築面積に入ります。一定の条件を満たすと端から1mまでを面積に入れない緩和がありますが、適用は自治体の判断になります。建ぺい率に余裕がない土地では、カーポートを後から建てられないことがあります。
平屋は水害に弱いと聞きました。
2階がないため、浸水したときに上の階へ逃げることができず、家財もすべて1階にあります。土地を決める前に自治体のハザードマップで浸水想定を確認してください。浸水想定が深い区域は、国の補助金の対象外になる場合もあります。


